ソルブロン


■ソルブロン(水に溶ける糸)

水溶糸ソルブロンは、お湯・水分に溶け、蒸気(温度)で溶断する性質をもつ特殊合成繊維です。
ソルブロンはPVA(ポバール)を原料にした水溶性ビニロンです。

洗濯機で水洗いすれば、しつけ糸が水に溶けてなくなります。
パッチワークキルトでのしつけや・アップリケ・ギャザー・
プリーツ・袖口・ポケット付けなど、あらゆる種類のしつけに使えます。

使用例はアップリケ製作の時に仮押さえに使っています。

ソルブロンSS (30℃くらいで溶ける)タイプ

太さ.110/1×3

1本 4000m巻

ソルブロンSL (70℃くらいで溶ける)タイプ

太さ.100/1×3

1本 40000m巻

 

単位 1本から

 

 

 

 

布の上に置いたり、下に敷いたりして、刺繍を助ける水溶性基布

≪タオルやフリース生地のの上に置いて刺繍≫
■ハイセロン(水に溶けるフィルム)

◆販売単位◆
●厚さ20ミクロン
 ・15cm幅×100m巻き 1本
 ・60cm幅×100m巻き 1本

●厚さ40ミクロン
 ・15cm幅×50m巻き 1本
 ・60cm幅×50m巻き 1本

●お試しサイズ
 (20ミクロン60cm幅×2m)+(40ミクロン60cm幅×2m) 1袋

タオルやリストバンドやフリースなど、起毛生地の上に置いて、刺繍をします。

終わったら、刺繍周りの部分をを「ザッ」と手で破り取ります。

細かいところは、タオルを湿らせて、溶かしとります。

※刺繍糸の中のハイセロンは、残ったままです。

刺繍糸の隙間から起毛繊維が飛び出さなくなり、
また、周りから巻き込まず、
ふんわりしたきれいな刺繍になります。




【関連動画@】

↑2:08頃からハイセロンを使用して刺繍しています。
ハイセロンをのせるだけで、刺繍がきれいになりました。
データを改良すれば、もっと隙間なく刺繍ができると思います。

刺繍の周りを破り取っても、
アルファベットのオーの中はハイセロンが残ったままです。
湿ったおしぼりなどを使って、溶かしながら拭き取ってください。



【関連動画A】




 

≪刺繍枠にはめて直接刺繍をして、後から洗って取る時に使用≫

■水溶性不織布(水に溶ける不織布)
 ビニロン100%

 ハイセロンよりシッカリしている為、刺繍の下紙の替わりに主に使います。
 
150番ハイボンの厚さぐらいです。
 肌触りは、柔らかいです。
 この不織布に直接刺繍をして、アクセサリーも作れます。
 刺繍糸が崩れないような刺繍データの工夫が必要です。
 
 販売単位:1袋:50cm幅×5m
      1本:50cm幅×100m
      1反:100cm幅×100m

 
≪刺繍枠にはめて直接刺繍をして、後から洗って取る時に使用≫

■ソルブロンケミカル基布(水に溶ける基布)
 GTS-970ソルブロンケミカル基布
 
→※廃番商品になってしまいました。
   弊社在庫もなくなってしまいました。

110センチ幅

基布に直接刺繍をし、その後湯洗いをすると、

基布が溶けて刺繍だけになります。

ケミカルレースなど製作する時に、使います。

@刺繍枠に張って直接刺繍をします。

A約65度の湯で洗いますと刺繍の部分だけが

残って後は溶けます。すすぎが必要です。

Bレースを作る時に使います。  

刺繍の中の布も無くなりますので、
データーに工夫が必要です。
刺繍がほどけます。

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